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万一の火災に要注意!仏壇の防火対策をしっかりして火災を防ごう
万一の火災に要注意!仏壇の防火対策をしっかりして火災を防ごう
仏壇にはろうそくの火が欠かせないものですが、このろうそくが原因で火災になるケースも少なくありません。
東京消防庁によると、2012年から2017年の5年間に発生した仏壇の灯火による火災は約182件もあったとのこと。
灯明を供えることは最大の供養とされていますが、火災につながらないよう十分に注意しなければなりません。
そこで今回は、仏壇の防火対策のポイントをご紹介いたします。
仏壇の灯明が原因の火災は多い
火災の原因というと、キッチンのガスコンロやストーブによるものが思い浮かびますが、実は仏壇の灯明による火災も意外と多いもの。
仏壇のろうそくが倒れて火災になるケースのほか、ろうそくの火がそばにあった仏具に燃え移ったり、線香を供えたまま外出して火災が起きたりというケースも起きています。
また、ペットが仏壇の火にいたずらをして火災につながるケースもあるので十分気をつけましょう。
仏壇の灯火は正しく取り扱おう
仏壇にろうそくを設置する場合には、仏壇仏具店で購入した正規の燭台(ロウソク立て)を使うようにします。
燭台はまっすぐに設置し、炎の高さを考慮して、近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
子供やペットがいる場合、手の届かない場所に設置することも大切です。また、外出時や就寝時には、火をつけっぱなしにしないで必ず消すようにしましょう。
火災を防ぐ、仏壇仏具のお手入れのポイント
仏具のお手入れのために燭台を洗うこともあるかと思います。
しかし、水分が残った状態で燭台を使うと、燭台に残った水分とろうそくのロウが反応し、火のついた芯が飛んで火災に至るおそれがあります。
「燭台が濡れていてもろうそくに火をつければ蒸発するだろう」という考え方は誤りです。
洗った燭台はしっかり拭き上げてきちんと乾燥させてから使うようにしましょう。
火災対策グッズを取り入れてみよう
万一のトラブルに備えて、防火グッズを用意しておくのもおすすめです。仏具の下に防火マットや耐火マットを敷いておけば、ろうそくや線香が倒れても火が燃え広がりにくくなります。マットを敷いておけば滑り止めやキズ防止にもなりますし、デザイン性の高いマットを選べば仏壇の雰囲気を変えることもできますよ。
すぐに消化できるよう、仏壇の近くに水やスプレー型消火器を備えておくのも有効な対策法です。
考え方や生活スタイルにもよりますが、仏壇で炎を使わないという選択肢もあります。近年ではLEDを用いたゆらめきろうそくや灯籠が多く販売されているので、取り入れてみるのもよいかもしれません。仏具メーカーも現代的な仏具開発に力を入れており、今後もこういったグッズはどんどん増えていくことが予想されます。
仏壇の燭台に火を灯すことは、ご先祖様にとってなによりの供養になります。
しかし、炎はときに大きな火災を引き起こす恐ろしいものであるということも忘れてはいけません。
万一の火災を防ぐためにも、仏壇で火を用いる場合にはさまざまな対策を講じてみてくださいね。
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