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2017/07/11 雑学

法相宗・律宗・華厳宗について/仏教の「宗派」の種類と葬儀のこと

法相宗・律宗・華厳宗について/仏教の「宗派」の種類と葬儀のこと

法相宗・律宗・華厳宗について/仏教の「宗派」の種類と葬儀のこと

法相宗・律宗・華厳宗は、「南都六宗」と呼ばれる仏教宗派です。
この三つの宗派は、「葬儀式を執り行わない」という大きな特徴を持っています。

その理由は南都六宗が、経典の研究を目的とした学問集団だったからです。
今回は現存する南都六宗「法相宗」「律宗」「華厳宗」の特徴と歴史をご紹介いたします。

「葬儀」より「経典の研究」が主だった南都六宗

法相宗(ほっそうしゅう)・律宗(りっしゅう)・華厳宗(けごんしゅう)などの「南都六宗」最大の特徴は、葬儀や祭礼を一切行わないことです。

南都六宗の「宗」は「学僧の学派」を意味しています。
奈良時代に完成したこれら6つの仏教宗派の活動は、仏法や経典の学問研究が中心でした。
そのため平安以降の仏教宗派のような「布教」や「信仰」を目的とした儀式は行いません。
南都六宗には他にも三論宗・倶舎宗・成実宗がありますが、現存しているのは先に述べた三つの宗派です。

この三宗の信者のための葬儀を行う場合は、他宗の僧侶に依頼して、その宗派の風習に沿った葬儀が執り行うのが慣習となっています。

●法相宗とは
法相宗はもともと、『西遊記』でもお馴染みの玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)がインドから中国に伝えた仏教宗派と言われています。
法相宗で特徴的な教えが「唯識論」と呼ばれる思想になります。
唯識論とはこの世にある全てのものは、心が創りだしているという哲学的な考え方です。
また、多くの国宝や文化財を所蔵している「薬師寺」「興福寺」は、法相宗の大本山となります。

●律宗とは
律宗を日本にもたらしたのは帰化僧の鑑真(がんじん)です。
鑑真は日本へ律宗を伝えるために六度の過酷な航海に挑戦しました。
そして視力を失いながらも日本上陸に成功して、律宗の教えを伝えたのです。
律宗の教えには、戒律を徹底的に守るという特徴があります。
定められた戒律に背いたら僧侶になることができず、悟りを開くことができません。
そのため律宗は「戒律の研究」と「実践」の両方を行う仏教と言えます。
律宗の総本山は、鑑真が建立した「唐招提寺」などです。

●華厳宗とは
華厳宗は、唐の杜順(とじゅん)が開いたとされる仏教宗派です。
日本では奈良時代の僧・審祥(しんしょう)が、東大寺において華厳宗の講義を行ったことが、華厳宗が広まったきっかけとされています。
華厳宗は『華厳経』を究極の経典としており、その思想を学び研究した多くの学僧を輩出しました。

総本山は審祥が最初に講義をした「東大寺」で、奈良の大仏として知られる「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」は、華厳経における仏の姿を現しています。

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法相宗・律宗・華厳宗は数ある宗派のなかでも特殊

法相宗・律宗・華厳宗は数ある宗派のなかでも特殊 これまで見てきたように南都六宗の法相宗・律宗・華厳宗は、他の仏教宗派とは趣が異なります。

奈良仏教系の葬儀は他宗派に頼むことになるので、作法や段取りは少し複雑です。
「どの宗派に依頼するのか」「その際の段取りなどはどうなっているのか」など、親族や葬儀社と相談しておくと良いでしょう。

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