一日葬とは
こんな方にオススメです
- 体力的な厳しさを感じる
- 宗教儀礼を簡略化したい
- 気持ちの整理がある程度ついている
一日葬とは、通夜式を行わず葬儀・告別式の一日に重点を置いた葬送の形です。故人と過ごす最期の夜に儀式がないので、気持ちの整理がある程度ついている状態の方が選択される傾向があります。一日葬という言葉からの連想が生む誤解されがちなことがあります。実は、全体的な流れで見ますと小さく行われる家族葬と大きな差はなく、葬儀費用もそれほど圧縮できる訳ではありません。例えば、式場費用を見た場合、1日でも2日でも利用料金が同じ式場が多数存在します。これは、重点を置いた葬儀・告別式の一日に向けて、前日に通夜式はなくても準備や飾りを行うため実質2日間の利用になることがあるからです。式場の2日利用を避けるためには、1日貸しをしている式場の選択や設営・撤去を考慮した出棺時間の設定が必要になります。
一日葬の流れ

ご逝去
病院などでご逝去 |
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お迎え
葬儀会社へ連絡 |
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ご安置
ご自宅または安置施設に故人を引き取ります。 |
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打合せ
葬儀社と詳細を打合せ |
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連絡
ご家族>ご親戚や関係先に決定事項(葬儀日時や式場)を連絡します。 |
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納棺
ご自宅の場合>ご納棺の儀を執り行い故人を棺に納め式場にお運びします。 |
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お通夜 通夜式を行いません。 |
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葬儀式
式場で葬儀式を行います。 |
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お別れ
出棺準備の整った式場で、故人にお花を手向けたり |
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出棺
参列者に向けて挨拶(御礼)を述べ、火葬場に向けて出棺します。 |
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火葬 火葬炉に納め荼毘(火葬)にふします。火葬の待機時間は火葬炉の状態や体格などにより多少の時間差が生じ、40分~70分(約1時間)で収骨になります。 |
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収骨
ご遺骨を収骨容器に納めます。 |
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一日葬の費用の目安
東京で一日葬を行う場合の目安

※式場(自宅・斎場)、人数10~30名などで金額に幅がでてきます。

※一部地域(武蔵野・調布・三鷹・狛江近辺)は、火葬場の関係で23区に同じ金額帯となります。
一日であっても一通り用意するものに大差はなく費用は若干圧縮できる程度になります。
注意するポイント
- 実は、一日葬でも大きな費用の圧縮は期待できません。
東京で一日葬を行う場合に注意したいポイントは、「式場をどこにするか?」についてまずは考えることです。
例えば、比較的に便が良いとされる火葬場併設の式場を借りた場合、1日でも2日でも式場の使用料金は同じであるため、一般的には一日葬だと多少費用が安くなるのでは?と、考えますが、東京の葬祭場ではその概念が必ずしも当てはまらないことがほとんどになります。
しかし、数ある式場の中には時間貸しや1日での料金を設定している所がありますので、そのような式場を選択し出棺時間(火葬場の予約)を遅めの時間に設定して、朝から会場準備を進めるなどの工夫をすれば利点ある一日葬になることでしょう。
そのためには、敏腕な葬儀社との縁が鍵になりますので葬儀手配センターにお電話ください。
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上記の地域になくてもご対応できる場合がありますので、お問い合わせください。
一日葬をご検討の方へ
通夜式を行わない形で告別式と火葬を一日で行う一日葬。火葬式よりもう少しゆっくりとお別れの時間を持ちたい方、参加するのが親族だけではなく、親しいご友人等も含まれる方に適したプランです。従来の通夜・葬儀だと体力的にきつい場合も、一日葬なら集中しやすいという面もあります。葬儀のミカタでは追加費用の心配がいらない一日葬プランを多数ご案内しています。難しい葬儀社選びや手続きのことなどをお任せいただき、大切な方との最期の時間をゆったりとお過ごしください。